和紙と石に花開く芸術 : フィレンツェ大洪水から50周年に捧げて

1966年11月、フィレンツェで歴史的な大洪水が起こりました。膨大な美術品が被害を受け、世界中の修復士がフィレンツェに駆けつけました。そこで初めて、修復に使われたのが今では、西洋修復界で欠かせない存在となった和紙です。今日、西洋修復界で欠かせない存在となった和紙は、2014年に世界遺産に登録されました。

フィレンツェで、初めて修復に和紙が使われるようになって50年後、ここフィレンツェで和紙を使用した作品を手掛けるアーティスト横山明子と、フィレンツェの伝統工芸である、フィレンツェ半貴石象嵌細工職人、リトアナ・ディ・サバティーノ、小山聡美の合同展示会を開催します。

展示会では「紙と石」という2つの異なる魅力的な素材を通して、日本とイタリア2ヶ国の文化を比較しながら紹介いたしまいす。
さらに50年前のフィレンツェ大洪水の被害作品の修復に携わった5人の修復士の「和紙との出会い」の証言ビデオの放映しています。

展示会を終えて

フィレンツェの展示会「和紙と石に花開く芸術 : フィレンツェ大洪水から50周年に捧げて」が終わりました。

フィレンツェ大聖堂からすぐの元フィレンツェ県庁の建物の一部に展示会場をかりた展示会の開催がイタリア三大新聞の1つ「La Nazione」やトスカーナテレビにも取り上げられました。

日本の和紙が1966年のフィレンツェ大洪水をきっかけに西洋修復界で使われるようになったというエピソードをもっとフィレンツェに知ってもらい、和紙をもっと紹介したいといことで企画した展示会は、フィレンツェの若い修復士たちや各お役所機関の方々からも関心を持って取り上げてもらいました。

展示会は日本大使館、フィレンツェ県、フィレンツェ市、いの町紙の博物館の後援が付きました。

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